2004年10月
冷川が御岳の溶岩層にかかる。新滝、清滝と同じく御岳講の信仰の滝。天明年間(1781〜1788)、御嶽開山の祖・覚明行者は、この滝の幽玄な景観に感応し、この地からの御嶽登山を思い立ち、滝に打たれての「水行」満願の日、山頂に向かったといわれている。その後、「冷川上流のオノシマという滝で苦行し、自ら覚明法流空明と称した」と文献にあることから、木食空明もここに篭ったといわれている。
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国道361号線を開田村役場から西に進み、県道20号線へ左折する。冷川にかかる大きな橋を渡ると滝の看板がある。右折後林道を道なりに進み、ダートになった先に駐車スペースがある。
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