Nature Drive ‐ トレッキング関東・甲信越 ‐ 大川入山

　2010/01/09
　[冶部坂峠](10:00) ==> [横岳](11:16) ==> [1650m地点敗退](12:20)

　東海地方の大雪後に訪問。横岳まではアイゼンの方が登りやすい。
　横岳以降は太腿まで潜る雪の為、スノーシューが欲しい。敗退の原因もここにある。

夏季に利用する林道は、除雪がされていないので、スキー場の駐車場に車を停め、林道を歩く。
ここはまだ、壷足で十分。

小さな浄水施設を過ぎると小橋が見えてくる。
夏場には2回登頂したことがあるが、冬季は始めてなので、どのような景色が見えるのか胸が高鳴る。

雪の中を50分程登るとようやく大川入山が見えてくる。
この辺から急登となるので、アイゼンを付ける。

1時間と少しで横岳山頂に到着。
夏場と比べると少し時間がかかっているがしょうがないか。
この辺りから雪がぐっと深くなる。。。スノーシューを担いでくればよかった。

先行者のトレースを辿るがズボズボ埋まり、体力の消費に対して前に進まない。
トレースはあってもラッセル状態なので、雪山のきつさを体感する。

雪深い尾根を汗をカキカキ進むが、全然に大川入山に近づかない。
展望のきかない尾根を辿るわけでなく、ところどころ展望が開けることが救い。

半ば意地になって進むが、ここからが酷い。
1足ごとに太腿まで潜る。
体力の限界。
帰りのことを考えるとここが潮時だと思い、ここで断念する。

悔しいと思うと同時に、また訪れる口実ができた。
リベンジを誓い、景色を楽しみつつ帰路についた。